巻き爪(陥入爪)における鍼灸治療

巻き爪(陥入爪)は、西洋医学的には「爪の形の異常」「靴の圧迫」「歩行バランスの乱れ」「外傷」などが主因ですが、東洋医学では 「気血の滞り」「肝血不足」「湿熱」や「末端の循環障害」 が根本原因と捉えます。

主な東洋医学的原因として、

肝血不足
肝は「筋」を司り、爪も肝の状態を反映します。
→ 血虚による爪の栄養不足で、乾燥や変形、割れ、巻きが生じやすくなります。
爪のもろさ、目の疲れ、筋けいれん、月経不順、情緒不安など

気血瘀滞
足趾の血行不良により、局所の代謝が滞り、炎症や疼痛が強く出る。
局所の赤み・腫れ・熱感、ズキズキ痛む、冷えのぼせなど

湿熱停滞
汗や湿気による蒸れ、細菌感染で化膿・炎症を起こすタイプ。
爪周囲の腫れ・熱・膿、皮膚がじゅくじゅくするなど

鍼灸治療の目的として、

血流改善と痛みの緩和
→ 足趾末端の微小循環を促進し、炎症を鎮め、組織修復を助けます。

体質改善
→ 巻き爪を「再発しにくい体質」へ導きます。

足底・歩行バランスの調整
→ 巻き爪は足の筋肉やアーチの崩れとも関連します。筋膜や経絡の調整も大切です。

神戸元町 美笑鍼灸院
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