『自律神経失調症』に伴う鍼灸治療

先日、南あわじ市「村上邸」の枝垂れ梅を観に行ってきました
上の方がまだ咲ききっていなかったのですが、美しさに見とれてしまいました

今日は春に多い「自律神経失調症」についてのお話です
春は気温や気圧の変化が大きく、自律神経が乱れやすい季節です
「春先になると体調が悪くなる」 「気分が落ち込みやすい」と感じる方は、自律神経失調症の影響を受けている可能性があります

春に自律神経が乱れやすい理由として、
★気温・気圧の変化が激しい事です
春は寒暖差が大きく、日によって気温が10℃以上変動することもあります
また、春は低気圧と高気圧が頻繁に入れ替わり、自律神経の調整が追いつかなくなることがあるからです

★環境の変化によるストレスも大きく関係しています
新生活や職場の変化(入学、就職、異動)など神経を使う事も多いのでバランスが乱れがちになります
花粉症による体調不良などの影響もありますし、冬から春への生活リズムの変化なども関係します

これらの要因がストレスとなり、自律神経が乱れやすくなります

★東洋医学の観点からは、春の「肝(かん)」の影響を受けます
東洋医学では、春は「肝」の働きが活発になり、気の巡りに影響を与えるとされています
「肝」はストレスや感情の調整に関与するため、春はイライラしやすく、気分の浮き沈みが激しくなることが多いのも特徴です

春に起こりやすい『自律神経失調症の症状』として、
『疲れやすい・倦怠感・めまい・ふらつき・頭痛・肩こり・不眠・寝つきが悪い・胃腸の不調(食欲不振、胃もたれ、便秘)・気分の落ち込み・イライラしやすい・動悸・息苦しさ』 など沢山あります

春の自律神経失調症を整える生活習慣として、
✅ 朝日を浴びる → 体内時計を整え、自律神経のバランスを改善していく
✅ 軽い運動をする → ウォーキングやストレッチで血流を良くする
✅ 深呼吸や瞑想を取り入れる → 副交感神経を優位にしリラックスを心掛ける

鍼灸は春の自律神経失調症に対してもとても有効です
生活習慣の改善、食事の工夫、鍼灸治療などを組み合わせることで、自律神経を整え、春の不調を乗り越えましょう。

神戸元町 美笑鍼灸院
疲れやすい・倦怠感・めまい・ふらつき・頭痛・肩こり・不眠・寝つきが悪い・胃腸の不調(食欲不振・胃もたれ・便秘)・気分の落ち込み・イライラしやすい・動悸・息苦しさ                                                                
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