妊娠高血圧症候群における鍼灸治療

「妊娠高血圧症候群」は、妊娠中に発症する高血圧であり、特に妊娠後期において母体と胎児に様々なリスクを伴います。
鍼灸は、「妊娠高血圧症候群」の症状緩和に役立つ事が多くあります。

先日の患者様は、高血圧に加え、頸の凝りがきつく、眼精疲労や頭痛などの症状もあり、産婦人科で「カロナール」を処方されたそうですが、薬の効果は感じられず鍼灸治療にご来院下さいました。

鍼灸治療は副交感神経を刺激し、過剰な交感神経の働きを抑えることで血圧が安定します

また血圧の悪化にはストレスが影響を及ぼす事があり、鍼灸治療を通じて緊張が解きほぐされ、リラックスを促す事は、精神的安定の向上につながり、結果として血圧管理のサポートとなります。

鍼灸治療によって血行が促進され、胎盤や子宮への血流が改善することで胎児への酸素供給が向上し、胎児の成長発達のサポートが期待出来ますので、妊婦さんには是非鍼灸治療をおススメ致します!(^^)!

養生指導としては、以下の事が大切です。
➀規則正しい生活…ストレス、睡眠不足、疲れで血圧が高くなることもあります。
②適度な運動…30 分程度の散歩やウォーキング、ストレスにならない程度の運動をしましょう。

(お腹が張っているときは中止して、お医者様に相談しましょう!)

神戸元町 美笑鍼灸院                                                                     体質改善・不妊・腰痛・つわり・逆子・多嚢胞性卵巣症候群・甲状腺機能異常・ 卵管炎・子宮内膜症・子宮筋腫
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☎ 090-5892-8867


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