痔(じ・切れ痔・いぼ痔)における鍼灸治療

祖母のお墓参りに行くといつもいる白猫さん

【痔における鍼灸治療】
痔(じ)は、肛門や直腸の周辺にできる血管や組織の異常による疾患で、特にいぼ痔(痔核)や切れ痔(裂肛)があります。
鍼灸治療は、痔の改善や痛みの緩和を目指す自然療法の一つです。

鍼灸治療は、身体の「気」の流れを整えることで、身体全体のバランスを改善し、自己治癒力を高めるとされています。

痔に対して鍼灸治療を行う事により以下のような効果が期待出来ます!(^^)!

  1. 血行促進: 鍼や灸による刺激で血液の循環を良くし、痔核の腫れや痛みを軽減する
  2. 痛みの緩和: 鍼灸の鎮痛作用で、痔による痛みを和らげる
  3. 便秘の改善: 鍼灸による胃腸の調整が便秘を改善し、排便時の負担を軽減することで痔の悪化を防ぐ
  4. 炎症の緩和: 鍼灸の抗炎症効果によって、痔核の炎症や腫れを抑えることが期待出来る

鍼灸治療では、以下のようなツボが痔の治療に用いて治療を行います!(^^)!

  • 長強(ちょうきょう): 尾骨の近くにあり、痔疾患に効果があるとされています
  • 会陰(えいん): 肛門と性器の間に位置し、痔に対する治療に使われることがあります
  • 足三里(あしさんり): 脚にあるツボで、消化器系の改善を助け、便秘や痔の症状緩和に効果があるとされています


【注意点として】
※症状が重い場合や、出血が多い場合は、医師の診断を受けた上で、鍼灸を補助的な治療として考えることが重要です。
※感染症や他の重篤な疾患が原因となっている場合もあるため、鍼灸だけに頼らず、適切な医療機関での診察を受けて下さい。

鍼灸は身体全体のバランスを重視するため、痔の根本的な改善を図る一つの選択肢として考えることが出来ます。

神戸元町 美笑鍼灸院                                                                      痔・痔核・脱肛・裂肛・肛門周囲炎・痔瘻・便秘・切れ痔・いぼ痔 などでお困りの方はご相談下さい☆
☎ 090-5892-8867

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