脱毛症の東洋医学的な考え方


東洋医学では『髪は血余』と言われています。
これは、『血』と深く関係している事を意味しています。
主な脱毛症の症状から東洋医学的に分類すると、4つに分類されます。

➀血熱証
味の濃いものの過食、過度の飲酒、精神的ストレス、などにより、熱性を持った血が頭部に上昇する事で、頭皮を乾燥させ、十分に栄養が送られなくなり、脱毛を引き起こします。
このタイプは口が渇きやすく、便秘気味だったり、ニキビや肌荒れを起こしやすい、月経周期が早い、経血量多いのも特徴です。
②気血両虚
気と血の両方が不足している状態です。
産後の出血、過労や長期間な病気などの方に多いです。

③肝腎陰虚症証
肝の血の不足と腎の機能低下により肝の血が不足しやすい状態になります。
年齢を重ねるごとに腎の働きが弱り、十分に毛髪に栄養が行き渡っていない為と考えられます。
このタイプは、寝汗、喉の渇き、足腰のだるさ、耳鳴り、めまい、不眠などが現れてきます。

④気滞血瘀証
慢性的な気の滞り+血液循環不良状態。
頭皮のしびれ、痛み、頭痛を伴う事があるのが特徴です。
脱毛の症状が継続して起こる場合が多いです。

これらの症状には鍼灸治療が適応症になっています。
お悩みの方はご相談下さい(*^-^*)

神戸元町 美笑鍼灸院
脱毛症、抜け毛、産後薄毛、白髪、フケ症、などでお困りの方はご相談下さい☆                                    
☎ 090-5892-8867

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