鍼灸治療で気の巡りを高める(気の作用)


『暑さ寒さも彼岸まで』と言う言葉がありますが、本当にココ最近はめっきりと朝晩ひんやりとする様になってきましたね。
先日ゆずりは山の麓にある母方の祖母のお墓参りに行って参りました。
道中にはあぜ道に咲く「彼岸花」には祖母の温かな笑顔が思い出され、ほっこりとさせてもらいました(^^♪

今日は【気の働きについて】記載しておきますね。
「気」とはひとことで言うと「身体と心のエネルギー源」
私達が絶え間なく活動出来るのは、すべてそれらを動かす力があるからこそです。
「気」には5つの働きがあります。
⒈推動作用(すいどう)…動かす力
私達の身体は気によって動かされています。=生きている

⒉温煦作用(おんく)…温める力
死んでしまうと(気がなくなる)身体は冷たくなりますよね。元気いっぱいの人=気が沢山ある人は温かいです。

⒊防御作用(ぼうぎょ)…守る力
外部から侵入しようとする病原菌やアレルギー物質、外気温から身体を守る、いわばバリア機能の事。 「気が緩むと風邪を引く」事がありますが、気の力が下がると防御作用が弱くなり、風邪を引いたり、病気になったりするのです。
※これからが要注意ですね~

⒋固摂作用(こせつ)…漏れない様にする力
体液や血液、尿や汗が身体から漏れ出ない様にする力。
※汗が必要以上に出たり、不正出血があったり、下痢が続いたりする時は固摂作用が弱まっている=気の不足が原因です。

⒌気化作用(きか)…変化させる力
食べたものを便に変化させるのも気の働きです。 気の力が働いてこそ、食べたものがエネルギーに転換され、身体に巡っていくのです。 気は形として目に見えるものではありませんが、誰もが日々の暮らしの中で常に感じており、私達の身体と心に関係が深いものです。

鍼灸治療は『気・血・水』のバランスを調整出来る素晴らしいものですよ!(^^)!

神戸元町 美笑鍼灸院                                                                     花粉症・鼻炎・アレルギー・喘息・気管支炎・風邪・胃炎・便秘・肌荒れ などでお困りの方はご相談下さい☆
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