肝臓自己免疫疾患(AIH)の患者様

先日自己免疫性肝炎(AIH)の患者様がご来院下さいました                         この病気は多くの場合には慢性に経過する肝炎で、肝細胞が障害され、 血液検査では肝臓の細胞が破壊される程度を表すASTやALTが上昇します                                                         指定難病95とされていて、とても疲れやすいのが特徴です

右のお腹の肝臓の部分が盛り上がり、硬く腫れていて、右の腰の痛みや、それをかばって歩く為に左の膝の痛みなどが出ていてお辛いご様子でした

ストレスがきつく、脈もとても速い数脈、そして不整脈もあり、疲れているのに寝れないので、身体の緊張もほぐれず、頸~肩の凝りもひどい状態

ナースイラスト

肝臓は病気が進行しないと症状が表れにくいことから、「沈黙の臓器」とも呼ばれています

肝臓の不調はお酒が原因だけではなく、東洋医学では精神的な事とも密接に関わりがあるとされています              
なので今回の治療のポイントは肝の気の高ぶりを抑える事から治療を始めていきました                              精神的な気の高ぶりを軽減させていくことで、肝臓の腫れが少し軽減し、引っ張られて痛みが出ていた腰の痛みがスーッと軽減しました                                                                           だいたいの腰痛の原因は腰以外の不調から引き起こされる事が多いですね

肝臓の数値が高くなると、湿疹などの炎症が出やすくなるのが特徴です💖

 

神戸元町 美笑鍼灸院                                                             腰痛症・肝臓疾患、などでお悩みの方はご相談下さい☆                             ☎090-5892-8867

関連記事