場所でわかる頭痛の状態

鍼灸治療をする際に頭部のどの辺りが痛むかによって異常の経絡を探っていきます                                      例えば、                                                           頭頂部…肝経の気の停滞                                                            前額部…胃経の気の停滞                                                                                      後頭部…膀胱経の気の停滞                                                                                                         側頭部…胆経の気の停滞                                                          眉間部…膀胱経の気の停滞                                                           こめかみ…大腸経・胃経の気の停滞

夜になると頭痛がひどくなると言われる患者様もいらっしゃいますが、これは『瘀血』→慢性的な血の滞りがひどくなると、頭を締め付けてくる程の痛みが出てきます

特に多いのが、頭全体が重い‼と言われる患者様                                         これは身体の中の水液代謝が不十分な時に出やすくなります

鍼灸治療では、心身の疲労や天候の変化などによる頭痛には効果を発しますが、気を付けて頂きたい症状として、                                                     ・突然に起こる持続的な痛みがある                                                   ・痛みの程度が進行性である                                                   などの場合はとても注意が必要です

先日ご来院の20代の患者様                                                      テスト前後の夜更かしが続き、頭部が締め付けられるような、後頭部におもりがぶら下がっている様な不快な痛みを訴えられご来院されました                                                                                     これは精神的ストレスが中心となり、側頭筋、後頚部の筋肉が持続的に収縮する事により、循環障害を起こし痛みが引き起こされています                                                         眼精疲労から肩凝りもあり、精神的な内面+身体の内面と合わせて治療させて頂きました

身体を整える事で脳の活性化にも繋がり、落ち着いて試験に望むことが出来たと喜んで頂けました。

神戸元町 美笑鍼灸院                                                                      頭痛・片頭痛・眼精疲労・肩こり などでお困りの方はご相談下さい☆
☎ 090-5892-8867

 

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