【口唇ヘルペスの原因】
「ヘルペス」は「ヘルペスウイルス」というウイルスが皮膚や粘膜に感染して、水ぶくれができる病気です。
ヘルペスウイルスは感染すると症状が治った後も人の細胞の中にじっと隠れていて、普段は症状が出てこないのが特徴です。ところが風邪や疲れなどで体の抵抗力が落ちると、突然出てきて暴れ出してしまいます。
「帯状疱疹」は子供の頃にかかった水ぼうそうのウイルスが長い間体内に隠れていた後、突然暴れだしてしまう病気です。 風邪や発熱、疲労蓄積やストレスなどで免疫⼒が落ちた時に、ウイルスが暴れだし皮膚表⾯にまで広がると、⼝唇ヘルペスの症状が出ます。
★ヘルペスウイルスはいくつかの種類があり、それによって引き起こされる病気も違ってきます。
- 水痘・帯状疱疹ウイルス…水痘(水ぼうそう)、帯状疱疹
- 単純ヘルペスウイルス1型…口唇ヘルペス、ヘルペス性歯肉口内炎、ヘルペス性角膜炎、カポジ水痘様発疹症、性器ヘルペス、ヘルペス性脳炎など
- 単純ヘルペスウイルス2型…性器ヘルペス、臀部ヘルペス、ヘルペス性髄膜炎
【口唇ヘルペスの症状】
唇やその周りにピリピリ・ムズムズという違和感や、チクチクするような痛みが出てきます。 その後痛みを伴う⽔ぶくれが数個でき、3〜5⽇程度でかさぶたになって治る、という経過をたどります。 痒みが現れるのは体の中でウイルスが暴れだしている為に起こります。前兆の時点ですぐに対処するのがべストです。
【口唇ヘルペスにおける鍼灸治療】
寝不足、過労気味、胃腸の具合が悪い時などに出来やすく、発病は体内に常在するヘルペスウイルスと人体が持つ免疫力との闘いの中で体力が負けた時に発病するので、発病を抑える為に基本的には『扶正去邪 ふせいきょじゃ』(体力を増強して病気に打ち勝つ)事が必要であり、日頃からの定期的な鍼灸治療メンテナンスが大切です。
神戸元町 美笑鍼灸院 口唇ヘルペス・帯状疱疹・口内炎・胃炎・胃潰瘍・胃酸過多症、などでお悩みの方はご相談下さい☆
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